県の「エコタウン」に立候補しました(平成23年12月1日号)

本庄市は平成18年度に「環境基本条例」を制定し、平成20年度に「環境宣言」を行い、市民・事業者・行政の協働による地球環境に優しいまちづくりを進めております。
具体的な事業は、さまざまな構想や計画に基づき実施しています。
地球温暖化防止対策としては、市の事務事業における環境マネジメントシステムの運用や、住宅用太陽光発電システム設置者に対する助成事業、市民による電気・ガス・上水道の節水、「エコライフDAY」への参加、暑さ対策としてのグリーンカーテンや打ち水の奨励など。
生活排水処理対策としては、河川などの水質保全と公衆衛生の向上のための下水道・農業集落排水の整備や浄化槽への転換補助など。
循環型社会の構築に向けた、ごみの減量、再資源化、排出抑制に取り組み、自治会、子ども会、PTA等による資源ごみ分別収集や集団資源回収への助成、またレジ袋削減・マイバッグ運動など。
環境教室、河川生き物調査、環境パネル展、川の絵画展、3Rパネル展、広報誌「エコガイド」を掲載。また、市庁舎廃棄物の減量・再資源化のため、廃棄文書の再生事業などがこれまでも実施されてきました。
さらに本市の特色として、本庄早稲田の杜スマートエネルギータウンプロジェクトがあります。これは早稲田大学・企業などが中心となり、本庄早稲田駅周辺において、自然エネルギー(バイオマス、地中熱、太陽光、太陽熱など)を有効に活用し、地域のエネルギー・交通システム・市民のライフスタイルを統合的に組み合わせ、地元の理解を得ながら今後さまざまな研究開発及び実験を実施し、その取り組みを全市に広げて行こうとするものです。
また環境に関する最近のトピックとしては、市内小学校の校庭芝生化や、環境に優しいスポーツの振興ということでウォーキングコースの設定などがあります。今後は自転車を活用したまちづくりも構想されています。
このような環境共生都市への取り組みを今後ともより一層進めていくため、本庄市はこのほど埼玉県による「エコタウン」の認定に向け立候補いたしました。市民の皆さまの応援をよろしくお願いいたします。