「ガリガリ君」の赤城乳業が本庄に(平成19年10月分)

更新日:2020年10月01日

おはようございます。10月1日、本年度も折り返し地点に来ました。後半も頑張ってまいりましょう。
今日は先月あった出来事についていくつかお話いたします。まず、企業誘致についてです。先月25日、アイスキャンデー「ガリガリ君」で有名な赤城乳業が、児玉の小山川の南側、国道254号沿いの約5.3ヘクタールの土地に、投資総額約70億円で新工場を建設することを発表しました。稼動は平成21年を予定し、従業員は新規雇用だけでも100人、今年の年間売上高は240億円を見込んでおり、新工場稼動後は300億円を目指すそうです。今回の誘致には産業開発室をはじめ関係各課には水面下で大変がんばっていただきました。この誘致成功は将来の税収アップや地域経済活性化の大きなステップであります。また、ヒット商品の「ガリガリ君」は、子どもたちの人気が高く、すでにアイスキャンデーに限らず、キャラクターが一人歩きしているくらいですので、これからの本庄のまちづくりにも面白い効果が期待できそうです。
続いては、県内市町村の子育て支援サービスのランキングで本庄市が第4位になったことについてです。ランキングの方法は、「地域における子育て力」そして「保育サービス」の二つの観点から、合わせて14の項目ごとに点数をつけて決まったそうです。特に地域子育て支援拠点の設置率が県下トップ、児童数に対する保育所定員の高さが2番目であり、待機児童数もゼロであること。また、すでにファミリーサポートセンターを設置し、子育てNPOの立ち上げ応援事業を実施しており、さらに、小学校区ごとの学童保育所の設置率も県下5番目であること、などが今回の評価につながったものと思われます。このニュースも大変喜ばしいことです。
3つ目は、財政問題についてです。18年度決算が発表され、議会に付議されていますが、実質公債費比率が前年対比0.8ポイント上がって17.5パーセントという高い数値になっています。このまま行けば、19年度の決算では起債に県の許可を必要とする18パーセントをついに超えることが予想されます。そこで私は、財政課に18パーセントを超えたとしても、このように努力すればこの時期からまた数値を下げることが出来る方法はこうです、というシュミレーションを市民に提示する必要があると常々話しておりました。このほど、財政、水道、下水道の各課から、自治体が財政健全化計画を作り提示することで、高金利の起債の繰り上げ償還を行っても、今までのように補償金を支払わなくても済むという、総務省が打ち出した制度にのっとって繰り上げ償還のアクションを起こしたい旨の話がありましたので、ぜひともそうするべきだとゴーサインを出したところです。これによって、市民の皆さまにも、市の財政健全化に向けた青写真を提示できますし、何より財政を圧迫していた高金利の起債の繰上げ償還を行うことができます。先の見通しを示すことは、市民に安心感を与え、信頼される行政を推進することに必ずつながると確信します。今は苦しくとも、将来に明るい希望を持って、頑張る市役所の姿を市民に示して行きたい、これが私の強い思いであります。
以上3点ほどお伝えしましたが、最後に総合振興計画の策定作業についてお話します。今月5日までパブリックコメントを実施しているこの計画は、最終的には議会の議決を経て決定するのでまだ「案」の段階ですが、ぜひ職員の皆さまもこの策定作業に関心を持っていただきたいのです。この基本構想の中に、策定委員の皆さまが時間をかけて練り上げた市の将来像としてのキャッチフレーズが提案されています。私としては素晴らしいものが出来たと思っております。皆さまの感想も聞きたいところです。総合振興計画のことについては、また後日月いちメッセージで取り上げたいと思っています。
時間となりました。本日のメッセージを終わります。今月もお仕事頑張ってください。

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