「本庄第一高校野球部の活躍」(平成22年8月分)

更新日:2020年10月01日

おはようございます。月曜日の朝の草取り清掃お疲れ様です。8月の月いちメッセージ、今朝は、今一番ホットな話題である本庄第一高校野球部の活躍についてお話します。
一週間前、彼らが甲子園への切符を手にできるかどうかについては、「もしかして」という期待はありましたが、準決勝で浦和学院にはまず勝てないだろうという下馬評でした。それが勝って、市民のムードも一挙に高まりました。準決勝勝利の日、色々なところで多くの市民から「市長、第一高校すごいですね」と声を掛けられました。こうなったら決勝戦に行かなければ、ということで、私も28日は午後の日程を調整し、大宮公園球場に行ってきました。
球場で私が感じたのは、明らかに本庄第一が上げ潮ムードで、花咲徳栄が守勢に立たされているという雰囲気でした。3塁側応援スタンドでは生徒、学校関係者、父母会がチアガールの指揮に合わせて立ちっぱなしで応援していましたが、その数には圧倒されました。また大変多くの市民が応援に駆けつけていて、なかにはひとり一心不乱に大声で応援をしている人も見受けられ、ムードが盛り上がっていました。
今回の本庄第一のレギュラーメンバーは、みな埼玉県出身です。本庄市出身は2人、他にも児玉郡を含む北部地域や秩父地域の出身者が多いのも特徴です。県北地域の野球のレベルが、これまでの積み重ねの上に高くなってきた何よりの証拠だと思います。応援席には、第一高校のレギュラーメンバーがコーチをしている本庄南中の野球部の子どもたちや、本庄市野球連盟の関係者のみなさんなど、市内の野球関係者も大勢駆けつけていました。
9回のサヨナラのシーンは大変感動的でした。前回も初出場ということで非常に盛り上がりましたが、今回は今回で、県下159校の文字通りの頂点。しかもノーシードから這(は)い上がってきたわけで、その意味では本当に価値の高い県大会優勝でしょう。選手も頑張りましたが、やはり須長監督の采配は素晴らしい。監督が常々言っている「常笑野球(じょうしょうやきゅう)」。これは常勝と上昇もかけていると思われます。本当は辛く、苦しいことも多かったと思いますが、それでもあえて「笑おう」としてきたところが偉いと思います。「本庄第一、根性第一」のキャッチフレーズも気持ちの良い響きです。
夕方には凱旋パレードと市役所ロビーでの優勝報告会が開催されました。もし優勝したら、本庄市を全国にPRできる機会ととらえて、市役所としてもしっかり対応しようと、関係各課のみなさんには事前に打ち合わせを行い対応していただいたことに感謝します。
集まった市民の皆さまの満面の笑み。ある方が私に言いました。
「私の勤めている介護施設では、須長○○さんと○○三郎さんがいて、合わせて監督の名前だねって喜んでいたよ。元気が出るってね。」
ああ甲子園出場とは、こんなにも人を元気にする良い影響があるんだなあと感じた次第です。
泥臭く、コツコツと、地道に、根性第一で、そして常に笑顔を忘れず頑張っている監督と選手のみなさんに、私も大きな元気をいただきました。8月7日からの熱い闘いでは、全国に素晴らしい感動を与えてくれる試合展開を望みたいと思います。ぜひみなさんで応援しましょう。本日10時30分に、私も本庄早稲田駅へ見送りに行ってきます。
これで今月の月いちメッセージを終わります。大変暑い日が続いていますので、体には充分気をつけてお仕事頑張ってください。

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