市制施行20周年記念式典を終えて(令和7年12月1日)
おはようございます。12月1日、今年も師走となりました。今月の月いちメッセージをお送りします。
本日は、先月22日にグローバルソフトウェア本庄文化ホールで開催された、本庄市市制施行20周年記念式典につき、関係者皆さんへのお礼も込め、職員の皆さんへの報告をいたします。
今回の式典は、約半年をかけて秘書課を中心に準備を進めました。当日は全庁挙げて各部局各課単位から管理職の皆さんにスタッフとして参加いただきました。まずもって携わった関係者の皆さん全員に御礼申し上げます。お疲れ様でした。
年度当初、本年の20周年記念式典は、シンプルかつスムーズだったと好評をいただいた前回の、合併10周年記念式典を参考にして良いと指示し、秘書課長以下担当職員はその方針でシナリオや記念誌の内容を練って来ました。ほぼみな初めての経験で、手探りの中での準備だったと思います。
最初に決定しなければならなかったのは式典にお招きする対象者の範囲です。前回10年前の式典以降に市政功労者として表彰された方に対して招待状をお送りし、合わせてこの間市政への多大な貢献をされた方へ感謝状を、さらに本年度の市政功労者への表彰状を、それぞれ贈呈し披露する、という骨子が出来上がりました。功労者等の選定にあたっては、関係各課に尽力いただきました。
さらに前回の式典同様、この10年間の市政進展に特に顕著な功労のあった方へ、特別功労者として感謝状を贈呈したく、お二人を人選しました。
そのお二人ですが、コロナ禍の中でワクチン接種等に尽力された医療関係者代表として、前本庄市児玉郡医師会会長の高橋茂雄様、そしてここ数年来、市内小中学校の防犯カメラ設置に始まり、本年、若泉運動公園芝生広場へ5基の遊具設置など、多額の私財をご寄付いただいた梅村孝雄様です。
また司会は20周年ということで二十歳の方にという提案があり、了としたところです。
そして記念誌には、20年の歩みを、主に広報の記事に基づいて年ごとに紹介し、合わせて本庄市の交通利便性と災害の少なさを見据え、過去現在そして未来の展望を描いた特集も掲載しました。
10年ぶりの大がかりな式典、しかし10年前に携わった当時の管理職の方々のほとんどは退職また一線を退いており、今回の秘書課のメンバーも、また前日当日スタッフとして参加した管理職メンバーも、その多くが初めての経験だったと思います。
秘書課では事前の準備に色々と苦労もあり、多くの皆さんの支援、アドバイスをいただきつつ、頑張ってきたと思います。スタッフとして携わってくれた各課管理職の皆さんも、それぞれ業務が忙しい中、打ち合わせ等、しっかり準備していただきました。
一つの工夫したエピソードとして、どの式典でも祝電披露は時間と、読み上げる範囲が悩みの種ですが、今回は祝電を会場入口に貼り出すことと共に、ウェルカムムービーを作成し、音楽と共に祝電を披露することとしました。
こうして、前日からの会場設営、そして当日を迎えた訳ですが、受付や誘導、また壇上設営と進行、そして寒い中での駐車場整理など、全てにおいて携わった皆さんが笑顔でキビキビと動き、ご来場いただいた皆さまも気持ちよく式典に参加されたと思います。
また司会をしていただいた二十歳の岩本夏実さんと宮城奈波さんには、限られた練習時間の中、本番ではしっかりと務めていただきました。またご来賓の小泉代議士、飯塚県議会副議長、齊藤県議、そして知事代理の北部地域振興センター所長、各市町村長はじめ皆さまには、お忙しい中お越し下さり花を添えて下さいました。
さらに本庄市広報観光大使の新井大輝、アンゴラ村長、岩田朋之、小久保寛太、佐々木琴子、黛英里佳の6名の皆さまによる、幕間(あい)において内容の濃いトークも大変好評でした。そして本庄鳶職組合の風情あるお祝いの木遣り、市議会山口副議長の音頭による万歳三唱まで、前回同様、スムーズに事が運びました。共催者である市議会粳田議長はじめ議員各位には、全員でお出迎えからお見送りまで対応していただきました。
また全国市長会会長の松井広島市長や台湾台南市の黄市長、松川未樹広報観光大使ほか数多くの方々から祝電が寄せられ、また台北駐日経済文化代表処の李代表や早稲田大学の田中総長他から生花をいただきました。
私は会場にお越しいただいた500名弱の来場者の皆さまに感謝しつつ、この20年間、蔭に日向に市政進展を支え、見守り、携わって来られた、市民、団体、企業そして行政職員に、深甚なる敬意と感謝の意を表し、これからもみんなで力を合わせ本庄市の未来を拓いて行こうという内容の市長式辞を読みあげました。
振り返ってみると、全庁あげてスタッフとして参加した皆さんが、それぞれの持ち場において蔭に日向に連携して動き、全体を通じて明るい雰囲気のもと式典が出来たこと、訪れた皆さまに高評価をいただき、本当に良かったです。今般の式典に携わってくれた全ての皆さんに、心から感謝すると共に、合わせてこれまでの20年、本人そしてそのご家族も含め、蔭に日向に市政進展に尽力され苦労された、全ての方に思いを寄せ、御礼申し上げます。有難うございました。
以上で、今月の月いちメッセージを終わります。年末、皆さん風邪やインフルエンザに気をつけて、乗り切って参りましょう。
[注釈]氏名については、ホームページの仕様上、一部の文字が置き換わって表示されています。ご了承ください。



更新日:2025年12月03日