挑戦(チャレンジ)を止めない(令和8年9月1日)
皆さん、おはようございます。9月1日、今月の月いちメッセージをお送りします。
今年度もあとひと月で折り返しを迎えます。この5か月を振り返り、後半に向けて改めて本庄市の歩みについて考えてみようと思い、今年度4月からの『広報ほんじょう』を読み返してみました。改めて読んでみて、私は一つひとつの記事の背景に、本庄市の「未来へ向けた挑戦(チャレンジ)」を感じました。
私は今期、「本庄流 経済の好循環 ~市民のためにもっと稼げるまちへ~」というビジョンを掲げています。今年度も、その実現に向けた様々な挑戦を皆さんと共に進めています。
「稼ぐ」という言葉を少し意外に思われた方もいたかもしれません。しかし、私が目指しているのは、お金を増やすことそのものではありません。企業に選ばれるまちになる。働く場を増やす。農業や商工業を元気にする。交流人口を増やし、地域に賑わいを生み出す。このような稼ぐ力を、子どもたちの成長や教育などの未来への育み、そして福祉、防災、環境など、市民の皆さまの暮らしの充実へ還元する。そのための「経済の好循環」をさらに起こしていきたいという思いを、この言葉に込めています。
広報で紹介してきた取組に目を向けると、本庄市行政の、そして市民の皆さまの挑戦は、経済だけではありません。表紙や裏表紙を飾った特集に限っても、児童センターやスポーツ少年団の取組、更生保護の活動、図書館の充実、そして七高祭や夏まつりなど、一見すると別々の取組ですが、その根底には共通するものがあります。それは、「今よりもっと良い本庄市をつくろう」という挑戦です。
いま紹介した様々な取組の陰には、多くの職員の努力があります。目に見える市民の皆さまの活動を支えているのが、目に見えない市役所の仕事です。市税を適正に賦課・徴収し、計画を立て、用途を吟味する仕事。窓口で市民の皆さまの手続や相談に応じる仕事。子育てや様々な福祉又は健康づくりの仕事。子どもたちそして市民の皆さまの日々の学びを支える仕事。道路や橋、公園、上下水道など社会基盤を維持する仕事。環境や防災、防犯、交通安全など、市民生活を守る仕事。そしてそれらが適正に行われているかチェックする仕事。どれも決して華やかな仕事ではありません。
しかし、その一つひとつが毎日確実に積み重ねられているからこそ、市民の皆さまは安心して暮らすことができ、本庄市というまちも成り立っています。そして、そのような確かな土台があるからこそ、例えば駅周辺のまちづくり、新たな道路や産業基盤の整備、企業誘致、農業振興、道の駅構想、さらには学校統合や新たな複合施設建設など、10年後、20年後を見据えた大きな仕事にも挑戦することができます。今はまだ詳しく伝えることはできませんが、多くの職員が水面下で知恵を出し合い、関係者と議論を重ねながら、本庄市の未来につながる仕事を、いくつも着実に進めています。
私は、市役所の仕事には二つの責任があると思っています。一つは、市民の皆さまの「今日」を支えること。もう一つは、本庄市の「未来」をつくることです。一見すると全く違う仕事のように思えます。しかし、その二つは決して別々ではありません。日々の仕事を丁寧に積み重ねることが、未来への挑戦を支えます。そして、未来への挑戦があるからこそ、日々の仕事にも大きな意味が生まれます。
もちろん、行政には慎重さが求められます。法令を守る。確認を怠らない。一つひとつの仕事を誠実に積み重ねる。市民の皆さまからの信頼を何より大切にする。これは決して揺らぐことのない行政の原点です。
そして私は、それと同じくらい大切なことがあると思っています。それは、責任を背負うことを恐れず、挑戦し続けることです。挑戦には責任が伴います。だからこそ、十分に議論し、知恵を出し合い、組織として判断しながら、一歩ずつ前へ進まなければなりません。責任を理由に、本来進めるべき挑戦まで避けるようでは、役所もまちも元気を失い、未来への可能性もしぼんでしまいます。私は、本庄市役所が、日々の仕事を大切に積み重ねながら、未来への挑戦も決して止めない組織であってほしいと願っています。
秋は実りの季節です。実りは、一日で生まれるものではありません。日々手を掛け続けた先に初めて収穫があります。市政も同じです。地道な仕事を大切に積み重ねながら、責任を背負うことを恐れず、新しい挑戦を続けること。その積み重ねが、本庄市の未来を切り拓いていくと、私は確信しています。
皆さん一人ひとりが担っている仕事は違います。しかし、その一つひとつが本庄市を支え、本庄市の未来をつくっています。私は、そのことに誇りを持っています。だからこそ、私も市長として、皆さんとともに、もっと稼げる本庄、もっと誇れる本庄を築いていきたいと思います。
以上で今月の月いちメッセージを終わります。体調管理を十分に、9月も頑張ってまいりましょう。



更新日:2026年09月01日