新年度1ヶ月に寄せて(令和8年5月1日)

更新日:2026年05月01日

広報ID : 21290

皆さんおはようございます。5月1日になりました。今月の月いちメッセージをお伝えします。今日は2点、お話いたします。
1点目は内外情勢についてです。最近、ごみ袋の品薄や、塗料の調達困難など、石油由来製品の供給に影響が出始めています。中東情勢の緊張により、原料となるナフサの流通が滞っているのが原因です。ナフサとは、主にプラスチックや合成繊維、塗料、洗剤などの原料となる「石油化学の基礎素材」で、燃料ではなく、言わばモノを作るための石油です。
現在、政府の備蓄政策の甲斐もあって燃料は直ちに不足してはいませんが、ナフサは製造過程が複雑で、海外にも依存していることから、流通が滞り、経済活動や生活に影響が出始めている状況にあります。燃料は直ちに不足しなくとも、こうした“素材”から影響が現れる点に、我々も留意が必要です。
今後ともあらゆる石油関連製品に影響が懸念されますので、どうぞ職員の皆さんには、それぞれの現場において、それぞれアンテナをはり、現在そして今後、どのような影響が市民生活に、そして業務において出ているかキャッチし、また予想し、例えば在庫の確認や、代替手段の検討、さらにネットなどのあおり報道で市民が惑わされないよう的確に情報を収集し、その周知を行い、必要に応じて県や国への要請を行うなど、見落とし等が無いよう早め早めの備えを意識して業務に当たるようよろしくお願いします。
続いて2点目のお話をします。
この度、本市の職員と研究者が連携し、子育て中の親の健康を支援する「ウェルネスダイアリー」が完成し、市では本日5月1日から、出生届を出した方に、こども家庭センターの窓口・赤ちゃん訪問で差し上げることになりました。
このウェルネスダイアリーは、予防医学者・保健学博士として活躍中の島田恭子先生が、本庄市役所のこども家庭センター職員との連携、コラボにより執筆され、株式会社NOLTYプランナーズに協力いただき作成されたものです。先日島田先生が、NOLTYプランナーズの細野代表と共に市役所にお越しくださり、このダイアリーの特徴について色々とご説明して下さいました。
このダイアリーは、本庄市役所で日常的に親子の相談事業に携わる職員が、子育てに奮闘している、悩んでいる、多くの声を丁寧に集め、島田先生と共に議論を重ね、作成に至ったものです。母子手帳のようにその日にあったことを書き込めるダイアリーのページには、島田先生による心身の健康づくりのアドバイスや、子育て支援に携わる市職員からの子育て中の親御さん、特にお母さん、子育てママへの応援メッセージが掲載されております。孤立を防ぎ、より豊かな気持ちで産後を過ごし、子育てに携わって欲しい、との願いが随所に込められたつくりになっています。
島田先生そして作成に携わった職員としては、このダイアリーの発行にあたり、実際に使うお母さん方から、使ってみてどうだったかの意見を集め、さらに内容の充実や活用について今後ブラッシュアップを図りたいとのことでした。
そしてこのダイアリーは、今後例えば子育てに携わるお父さんや、あるいは内容を替えて、介護に携わる方にも応用が効くと考えているようです。
子育てする親が心身ともに健康であってほしい、そのために市としてどんな事ができるだろうか、という職員の強い思いが、専門の先生の知見を通して生まれたこの事業ですが、実はきっかけとなったのは、4年前に本市で起きた、5歳児が同居人と実の母親から虐待を受け亡くなってしまったという痛恨の事件でした。
この事件に市として向き合うなか、事件の検証委員会のメンバーのお一人であった、東洋大学教授で犯罪心理学専門の桐生正幸先生が、島田先生を私と職員にご紹介いただき、子育てママ達のために自分たちに何ができるかという、職員からの熱い思いを島田先生が受け止めてくださった、という出会いがありました。この出会いをご縁として、そこから先生と市の職員との長い交流と連携が始まりました。
今回のダイアリーの作成はその一つの大きな成果でありステップであると思います。
なお、先生に伺ったところ、このような研究者と市職員の連携によるダイアリー作成とその活用という事業は、全国的にも他にまだ例がないとのことでした。
担当職員としては、出生届を出した市民の皆さまのみならず、市職員で子育て中の皆さんにもぜひ手に取ってみていただき、実際に使って、その感想や意見をいただきたいと言っていますので、該当する皆さんには、本庄市が全国に先駆けて行っている事業へのご協力を、よろしくお願いいたします。改めて島田先生と携わってくれた職員の皆さんをねぎらいたいと思います。
以上本日は2点、月いちメッセージとしてお伝えしました。新年度始まって1ヶ月、異動した職員、新入職員、皆さんそれぞれ、だんだんと職場に慣れているところかと思います。どうぞ自身の心身の健康には充分留意し、連休明けからそれぞれ仕事に勤しんでいただきますようよろしくお願いして、月いちメッセージを終わります。

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部秘書課秘書係
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-25-1154
ファックス:0495-21-8499
メールでのお問い合わせはこちら