旧本庄警察署

更新日:2020年10月01日

概要

白い2階建ての歴史民俗資料館の外観写真

旧本庄警察署の概要

旧本庄警察署は、明治16(1883)年に建築されたコリント式西洋建築です。2階のベランダにはアカンサスの葉を彫刻した柱が並び、半円窓や天井の灯火掛けのレリーフなど、随所に明治期の洋風建築の特徴が見られます。

警察署が移転した後は、本庄消防団本部、簡易警察署、区検察庁、本庄公民館、図書館として利用され、昭和47(1972)年に県指定有形文化財に指定されました。昭和54年から翌年にかけて解体・復元修理を行い、昭和55(1980)年から歴史民俗資料館となりました。

令和2年2月29日をもって歴史民俗資料館も閉館となり、現在は県指定有形文化財の旧本庄警察署として、大切に保存されています。

警察官や袴を着た人や古い車が写っている昭和2年頃の本庄警察署の白黒写真

昭和2年頃の本庄警察署

手前に4本奥に2本の水色をした柱が写っている写真

上部にアカンサスの葉を彫刻した木製の列柱

開かれた窓の上部の半円の形をしたガラス窓の写真

ベランダ側に設けられた採光を図るためのモダンな半円窓

白い天井にぶどうの実と葉が彫刻されてあるレリーフの写真

室内の天井4箇所の燈火掛け部分に施された円形のレリーフ

地図情報

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