塙保己一記念館の特徴

更新日:2020年10月01日

塙保己一記念館

塙保己一記念館は、平成27年にリニューアルオープンし、保己一の遺品や関係資料を展示しています。八角形の展示室などが特徴の記念館となっています。

塙保己一記念館外観

塙保己一記念館外観

施設の特徴

建物

トップライトから透かし煉瓦積みの壁面を通して、自然光を間接的に取り入れ、ほのかな光を味わえる設計。展示室内部の手すりは、群書類従の版木と同じ材質とし、アスピアこだま建設に伴い伐採された総合支所敷地内にあった桜の木を再利用。

塙保己一記念館外観

塙保己一記念館外観

塙保己一記念館展示の様子

ほのかな光が味わえる展示室

内部展示

塙保己一記念館展示の様子

「保己一のふるさと」の展示

保己一と故郷のつながりほか

保己一の大きな業績である群書類従の編さんや和学講談所の紹介を中心としつつ、故郷に建つ記念館として、保己一と故郷との関わりにも重点をおいた展示になっています。また、ヘレンケラーが人生の目標にしたという逸話にちなんだコーナーも設置しています。 

塙保己一記念館の解説板

原稿用紙をイメージした解説板

解説板等

高齢者や障害者、特に視覚障害者に配慮し、触って読める触知案内板や音声ガイド等を採用しています。コーナーガイド板は、版木が原稿用紙のものとなったことにちなみ400字詰め原稿用紙風に作成し、触って読めるようになっています。

テーマカラーを感じられる展示の様子

テーマカラーをコンセプトにした展示

テーマカラーについて…色の感覚

保己一は7歳で失明したため、色彩などの感覚はほとんどなかったと言われています。しかし、小さいときから草花が大好きで、まだ目が見えたころ野辺ですみれを掘り、庭に植えていたという話や、柚の色とほおずき提灯の色だけは、覚えていると語ったというエピソードから、「すみれの紫、柚の黄色、ほおずきの赤色」を新記念館のテーマカラーとして、説明板やキャプションのデザインに取り入れています。

塙保己一記念館映像コーナーの様子

映像コーナー

映像コーナー

ホワイエの映像コーナーに、一般用(保己一の生涯)と子ども用(はなわほきいち物語)の2種類の映像資料があり、日本語、英語に対応しています。また、眼の不自由な方のためにヘッドフォンを用意しています。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局文化財保護課
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-25-1185・0495-25-1186
ファックス:0495-25-1193
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