本庄市はいま、映画・映像の舞台に(平成21年5月1日号)

更新日:2020年10月01日

市内でのロケ風景

市内各地で映画やテレビドラマのロケが頻繁に行われていることをご存じですか。
現在、本庄市では地元の「彩の国本庄拠点フィルムコミッション」が主体となって、市民と共にたくさんの映画やテレビドラマ、コマーシャルの撮影の支援をしています。最近のテレビドラマでは「黒部の太陽」リメイク版のロケにも使われ、多くの市民の方がエキストラで参加しました。また、この3月には全編オール地元ロケの短編映画「しあわせならたいどでしめそうよ」(佐藤福太郎監督)が完成し、出演した小学校の児童、保護者、会社の方などを招いて完成上映会も行われています。
今でこそ市内各地でのロケは数多く行われていますが、考えてみると映像の舞台になれるというのは、並大抵のことではありません。
当たり前ですが、絵になる風景が必要です。といっても、自然が豊富なだけではだめで、都市空間も必要です。きれいでカッコいい場所だけではなく、猥雑さや、生活のにおいも必要です。
また、映画を撮るということは、被写体だけではなく協力体制が必要です。映画に出ること、手伝うことが好き、そんな映画作りを応援する市民が沢山いたほうが良いし、さらに監督をはじめ映像関係者たちが「ほれこんでくれる何か」も必要です。市民の心のあたたかさ、ちょっとした心遣い、素直な好奇心や、小粋な酒場、旨い食事、インスピレーションがわく空間などは、「外から来た人たち」をほっとさせる、そしてワクワクさせるものです。
そういう魅力が本庄市にはあるということを、実際に映画を撮った何人もの監督から私は直接聞きました。早稲田大学の映像研究の先端をいく施設があることも大きな強みです。それだけでなく、このまち、この地域は映像の舞台として総合的に大きな可能性があるというのです。
住んでいると分かりませんが、外から来た方の評価はまちづくりにとても大切だと思います。監督方の評価を受け止めつつ、さらに、映画の舞台づくりという点で、本庄市の長所をどうやって伸ばすことが出来るか、これからも市民の皆さまと一緒に考え、行動してまいります。

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