児玉駅周辺
歴史的遺産や地元で愛されるお祭り。
郷土の偉人であり国学者の塙保己一を
育んだふるさとは、先人たちの知と、
今を生きる人びとの人情に満ちたまち。

エリア紹介

児玉駅周辺は、
歴史ある街並みと人々の暮らしが調和し、
歩けば蔵造りの建物や古い商家が
今でも点在しています。
駅周辺には地元の商店や飲食店もあり、
日常の暖かさとともに季節ごとの祭りや行事
も息づいています。
古き良き面影と、今に生きる人々の営みが
交差するこのエリアは、本庄市の中でも
独自の魅力を放っています。

ついつい足を止めたくなる通り道

地元の商店や飲食店が並ぶ商店街も
先人たちの知が息づくまち
このエリアは、盲目ながら国学の大成者となった
「塙保己一」を育んだ故郷でもあります。
彼の功績を伝える「塙保己一記念館」では、
その生涯と偉業に触れることができ、
彼のうたった「世のため、後のため」の精神は、
今でも市のまちづくりに生かされています。
また近代養蚕教育の重要な遺構であり、
埼玉県指定文化財でもある「競進社模範蚕室」は、
このエリアが日本の産業発展に果たした
役割を物語っています。
これらの教えや遺産を通じて、児玉には先人たちの
知恵と学びが人々の中に今でも息づいています。

アスピアこだま(児玉総合支所)前
にある「塙保己一像」

「塙保己一記念館」では保己一が編纂した「群書類従」も展示
近代における養蚕業の発展を今に伝える「競進社模範蚕室」
日常に息づく季節の祭り
児玉の夏の風物詩「こだま夏まつり」は、
神輿を激しくぶつけ合う関東随一の
「けんか神輿」が最大の見どころです。
また秋には「こだま秋まつり」が行われ、
山車や屋台が街を練り歩き、
まちににぎわいと華やかさを添えます。
また、春の「こだま千本桜まつり」、
正月の「道祖神祭り(どんど焼き)」など、
季節毎に祭りが執り行われています。
そうした季節毎の祭りを通して
人と人とがつながる児玉のまちには、
今でも人情味があふれています。

「こだま夏まつり」の見どころは関東随一の「けんか神輿」

「こだま秋まつり」の見どころは「競演会」。児玉駅前に山車と屋台が一堂に会して行うお囃子の叩きあいはまさに圧巻
正月の風物詩、「道祖神祭り(どんど焼き)」
児玉駅周辺は…
先人たちの残した学びや志は、
今もこの街で生きる人々に教えとして息づき、
祭りや地域行事は暮らしの中に
温かいつながりをもたらし続けています。
それらが自然に重なり合う児玉駅周辺では、
まちに息づく静かな誇りと温もりを感じられます。

更新日:2025年10月01日