「湯かっこ」のプールについて（平成26年9月18日回答）

意見・提言

  「湯かっこ」の最近のプールの状況を、市長さんはご存知でしょうか。業者が代わった為か、水の換える時期を過ぎているのに交換していません。水の濁りは最悪です。又、水温も異常に高く、身体の負担は大きく健康上非常に問題だと思います。熊谷、深谷のプールと比べても状況は厳しいと思います。管理者である本庄市の代表として視察して頂き、早急に対策を講じて頂きますようお願いいたします。健康被害があってからでは遅いのです。

回答

   「湯かっこ」は、児玉郡市広域市町村圏組合（本庄市、美里町、神川町及び上里町で構成）が設置している施設であり、私は組合の管理者でもありますので、その立場から回答させていただきます。
  「湯かっこ」は、平成20年度から指定管理者制度を導入し、平成26年4月からは、第3期指定管理者として清香園・東京ドームスポーツ共同体が管理運営を行っています。
  ご指摘いただきました「湯かっこ」プールの水換えについてですが、今年度は、予防保全による大規模な修繕計画が予定されていますので、水質等衛生管理に細心の注意を払いながら水換え時期の調整を図っているところです。
  また、プールの水質についてですが、「湯かっこ」では珪藻土を使用した濾過器に温水を循環させて透明度のあるプール水にする仕組みになっています。消毒は次亜塩素酸ソーダを使用して基準の数値内での衛生管理を行っています。しかし、たくさんの利用者があった場合には水中に空気が混ざり白濁して見えることもありますが、夜間の濾過や逆洗浄などにより翌日には透明度を回復させています。また、水質については検査機関による月例の検査を実施しておりまして、濁度をはじめとする検査項目の結果は基準値以内となっています。この検査の他にも、毎日1時間毎に水温、残留塩素、室温、透明度等を測定してチェックを行い安全衛生管理に務めているところです。
  次に、プールの水温についてですが、管理上設定温度を30～31℃にして管理していますが、プール室はガラス面が多く広い空間のため、外気温の影響を受けやすく猛暑日には31℃を若干上回る状況もありましたが、強制的に排水と給水を行い、設定温度内で管理できるようにしています。
  このように、確実な衛生管理に日々努めており、8月下旬に現地にて確認したときにも、特に異常は認められませんでした。
  今後とも、プールをご利用になる皆さまにご迷惑をかけることのないよう安定した水質及び水温を維持管理していくよう指導して行く所存です。また、プール等でお気付きの事がありましたら、直接現場にてお知らせいただければ早い対応が可能と思われますので、お気遣いなくお声かけください。
（平成26年9月18日回答）