職員採用試験について(平成26年7月30日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

   今回の本庄市職員採用試験の保育士試験で教養試験を行わない理由を教えてください。より専門性を求めるということですか。専門性だけでなく本庄市の職員としての能力も試験で見ているということだったので矛盾していると思います。
  もうひとつ、試験では性別やプライベートについては一切合否に関係ないということだったので、結婚して妊娠する可能性がある女性でも受験は可能ですよね。
  そして点数がよければ採用ということになりますよね。女性の働く環境についてどのように考えているかお聞きしたいです。

回答

  はじめに、今年度の本庄市職員採用試験の保育士の第1次試験において、教養試験を実施しない理由ですが、現在、公務員の採用試験については、地域主権の進展の下、複雑化、多様化する業務に対応するため、新卒、既卒、民間経験者など多様な層から多くの受験者を確保することを目的に、試験科目を見直す自治体が増えています。本庄市においても、より多くの受験者の中から熱意ある優秀な人材を採用するため、これまで本庄市に関心があるものの、民間企業に興味がある方や公務員試験対策を講じる時間的な余裕がない方など、受験に至らなかった方々にも積極的に本庄市を受験して欲しいという思いから、専門的知識を要する保育士と技術職(土木)の第1次試験について、試験科目の見直しを行ったものです。具体的には、教養試験、専門試験、作文試験の3種類であった試験科目について、教養試験をなくして専門試験と課題式論文試験とすることにより、一般事務職と同様に2種類の試験科目といたしました。
  また、ご指摘にありましたとおり、公務員として市の職員となる上で、「専門性だけではなく本庄市の職員としての能力」の有無につきましても、非常に重要なことと認識しております。このことを測るため、今年度から、これまで実施してきた作文試験に替えて課題式論文を導入することにより、記述式の筆記試験を通じて、現状把握能力や思考力、表現力など、職員として必要な能力を測ることといたしました。
  なお、最終合格者を決定するに当たっては、第2次試験で集団討論と集団面接試験を実施し、第3次試験で個人面接を実施することにより、市の職員として必要な素養を備えているかなど、多面的、総合的に評価して、決定しております。受験資格等についてですが、採用試験は、受験資格を満たしている方であればどなたでも受験することができます。出身地、職歴、年齢、学歴、性別などによる有利・不利は全くありません。すべての方に対し、平等で公平な試験により合格者を決定しております。
  最後に、女性の働く環境についてですが、本庄市においては、仕事内容、配属、異動、昇任などについても、男女の区別なく公平に行っております。
  また、育児休業や子の看護休暇などを男性職員も取得することができるなど、出産や子育てを支援する制度が整備されており、男性も女性も、仕事と家庭を両立させやすい環境にあります。
  これからも、本庄市では市の発展のため優秀な人材の確保に努め、業務や研修等を通じて職員の能力向上に努めるとともに、男女の区別なく能力を発揮しやすい環境づくりを行っていきたいと考えています。
(平成26年7月30日回答)

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