「要」(よう・かなめ) (平成27年2月1日号)

更新日:2020年10月01日

新年仕事始め式で挨拶をしている市長の写真

 少子化、超高齢化、生産年齢人口の減少は我が国社会の衰退を招きかねない、最も深刻な課題です。その課題にどう向き合うべきか、これは単に政府任せで何とかなるものではなく、国民一人ひとりが自らの問題であるととらえねばならない、そう私は考えます。
 1月5日、私は市役所の新年仕事始め式の挨拶で、「人も地域も元気で健康な都市 本庄」を本年の目標に、その実現のための戦略として、「市民一人ひとりの健康づくり」+「地域の活力ある未来づくり」⇒「人を呼び込む健全なまちづくり」を掲げました。
 この目標も戦略も、何のために行うのかと言えば、要(よう)は我々の社会を持続可能な形で後世に引き継いでいくためであります。現在政府が提唱している「地方創生」も、地域住民と、住民に最も近い市町村行政こそが要(かなめ)であり、我々みんなが知恵を出し合っていくべきでしょう。
 「要」(よう・かなめ)、私はこれを今年心掛けるべき言葉として、新年仕事始め式で掲げました。
 大量の情報が氾濫している現代にあって、多くの情報や意見に耳を傾けながら、公正な判断を下していくためにも、また職員間の正確な意思疎通や市民への説明責任をスムーズに果たすためにも、自分の仕事は何のためにあるのか、またその要点は何か、しっかり把握して仕事に当たっていこうと職員に呼び掛けました。
 1月は各種団体の新年会にたくさん参加させていただきました。現在、本市では多くの団体がそれぞれの分野の要(かなめ)として活動されています。家庭にあっても、職場にあっても、それぞれの役割にしっかり徹する人は、その分野での要(かなめ)であると思います。
 私自身も、市民の皆さまのご意見を聴きつつ、市長として行政の「要(かなめ)」の役割をしっかり果たし、「要(よう)」は何であるか、市の政策を分かりやすくお伝えしていくことを心掛けてまいります。

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