「本庄市観光協会の新会長として」(平成27年7月1日号)

更新日:2020年10月01日

 本庄市はいま、観光に力を入れるべき時期に来ていると私は強く感じています。
 合併して10年。市を代表する施設が完成しつつあります。「はにぽんプラザ」は、山車も置ける展示ホールや観光案内のスペースも備えている施設です。また7月4日には新しい塙保己一記念館が開館します。さらに市では、富岡製糸場などの世界文化遺産とつながる、競進社模範蚕室の周辺と旧本庄商業銀行煉瓦倉庫の整備も進めていきます。
 民間では、工場見学に加えミュージアムを併設したボトルウォーターの工場が完成。すでに工場見学を実施しているアイスクリームメーカーの工場や、上里町に建設中の洋菓子メーカーの工場などと連携することで、当地に産業観光の大きな拠点が誕生します。
 市民のみなさんや企業・団体の力による、公園や花の名所での新しいイベントも盛り上がりつつあり、「つみっこ」や「はにぽん」も、市民の手で育ちつつあります。フィルムコミッションやまちの駅ネットワーク本庄など、市民による組織も旺盛に活動しています。
 以上のようなさまざまな地域資源を内外に向けてさらに大きくPR、売り込んで行くために、市では今年を観光元年と名付け、従来の商工課を商工観光課と名称変更し、観光政策に積極的に取り組む方針を打ち出しました。先日の私の台湾訪問もその一環です。
 このように市の観光政策を充実・発展させていくためには、市長自ら観光協会の会長の任をあたることが良いと、当時の高橋福八会長のご提案とみなさんのご同意により、さる5月26日の本庄市観光協会総会において、私は新たに会長に就任させていただきました。
 今後掲げるべき方針として、一つ、信頼される観光政策。二つ、公正な観光政策。三つ、実行力ある観光政策を掲げました。
 観光政策は市民のみなさんが主人公であり、今後はみなさんと共にプランを練り、充実発展させていきたいと考えておりますので、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

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