澄み切った夜空の花火大会 (平成27年11月1日号)

更新日:2020年10月01日

夜空に上がる大輪の花火

 10月3日に開催された合併10周年記念花火大会。夜空は雲一つなく、穏やかに風が吹き、絶好の花火日和でした。
 かつて旧本庄市では市政施行50周年に当たる平成16年を最後に花火大会は中止となり、その後合併による新本庄市誕生以降、市を挙げての花火大会はありませんでした。
 長らく低迷する経済情勢を考慮しつつ、財政状況をはじめ合併後の本庄市が抱えるさまざまな課題を解決しなければならない中、多額の費用がかかる花火大会の実施については当然批判も予想されましたし、私自身も疑問を持っておりました。
 しかし花火大会は国民的に親しまれるイベントであり、自治体によっては過去からの伝統で、どのような状況にあっても開催を継続しているところもあります。また歳月を重ね、新本庄市も懸案だったいくつかの課題を解決することができました。
 このような中、近年、より多くのみなさんからご意見を頂戴し、昨年には(公社)こだま青年会議所が花火大会を主催したこともきっかけとなり、合併10周年に当たる本年に市として花火大会を行うことを決断。議会において予算を通していただき、各種団体と市当局により花火大会実行委員会を組織し準備を進めてまいりました。
 この間、本庄商工会議所の力強い呼び掛けをはじめ、実行委員会各位、各団体のご協力により、大変多くの企業や団体、個人から総額1100万円を超えるご寄付を頂戴しました。おかげさまで打ち上がった1万発の花火は豪華絢爛。改めてご寄付いただいた皆さまと、関係各位に心から御礼感謝申し上げます。
 花火大会当日のあの澄み切った夜空。私は合併後の市民の営みに天が応えてくれたものと思っております。

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