「合併10周年記念式典を終えて」 (平成27年12月1日号)

更新日:2020年10月01日

 去る11月21日、市民文化会館で本庄市合併10周年記念式典を市当局と市議会の主催により開催いたしました。本市のこれまでの歩みにご尽力いただいた254の団体・市民の皆さまへの感謝状贈呈、さらに平成27年度の市政功労者である42の団体・市民の皆さまへの表彰状贈呈を行いました。また式典に先立ち、市政特別功労者感謝状を、本市の「市民一人1スポーツ」の推進にご尽力いただいた日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏と、川淵氏の本庄市へのご紹介など、本庄市と早稲田大学の協働連携にご尽力いただいた早稲田大学前総長の白井克彦氏に贈呈いたしました。
 それぞれの歴史と文化を積み重ねてきた二つの自治体が一つになって10年、この間の歩みは合併に至るまでと同様、決して平たんなものではありませんでした。
 しかし私たち市民は共に知恵を出し合い、お互いを尊重しつつ団結し、未来へのチャレンジに努めてまいりました。今日の本庄市があるのは、市民の皆さまが市の基本理念として掲げる塙保己一先生の遺した言葉「世のため、後のため」を胸に、協働のまちづくりを着実に進めてきたおかげであります。今回の記念式典にお招き出来なかった数多くの方々も含め、合併後のまちづくりにご尽力いただいた全ての皆さまに、私は改めて心から感謝を申し上げます。
 まちづくりは、永遠の課題です。内外情勢は厳しく、超高齢化と人口減少の時代にあって、我が国がどのように持続可能な社会を創り上げて行くかは、まさに地域からの挑戦、チャレンジにかかっていると言えます。地域社会の主人公である市民一人ひとりが、それぞれの力を発揮して、次世代に胸を張ってバトンを渡せる、そんな未来に明るい展望の持てる本庄市、ひいては日本社会を創るため、私自身、今後とも本市のまちづくりに魂を込め、皆さまと共に更なるチャレンジを重ねてまいる決意です。

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