実現させたい2020東京五輪(平成25年9月1日号)

2020年のオリンピック・パラリンピック開催都市を決定するIOC総会が、来る9月7日にブエノスアイレスで開かれます。この総会に向け、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致実現を目指す「出陣式」が8月23日に東京都庁で開催され、私も参加する予定です。(この原稿を書いているのは8月18日です。)
実はこのお話は、地元の児玉商工会青年部のみなさんが、今から4年前に「2016年東京五輪」の招致成功を祈って児玉町小平の日本神社の必勝だるまを東京都に贈ろうと計画し、本庄市が都との橋渡しとなり、当時の谷川副知事に青年部有志と市長の私でお渡しした、ということに始まります。4年前の雪辱を果たすべく、今回もぜひ贈呈しようと、商工会青年部そして市の秘書広報課では早くから準備し、猪瀬都知事ご本人にお渡しすることで決定していたのですが、諸般の事情から直接お渡しすることが出来なくなりました。まことに残念でありましたが、その後、東京都から市長と商工会長あてに出陣式の招待状が届いたのです。おそらく知事との面会が中止になってしまったことへの東京都側のおはからいだと思い、ありがたく参加することとしました。当日は児玉商工会長、日本神社プロジェクトキャプテンと私、商工会と市の職員とで都庁にだるまをお届けし、夕方からの出陣式に臨む予定でおります。
市民のみなさんがこのコラムをご覧になる頃は出陣式も終わり、いよいよ開催都市決定に向けて世間のムードも盛り上がっているのではないかと思います。
我が国は様々な問題を抱えながらも、環境、資源、高齢化など世界のどの国も避けては通れない「これからの社会の持続性」という課題に対し、先進的な取り組みと実績を積み上げています。50年前の東京五輪が復興する日本の姿を世界に示したように、7年後の東京五輪を実現させ、世界に日本の新しい挑戦を大いに発信できればすばらしいと思います。
みんなで東京五輪実現を祈りましょう。