あせらず、あわてず、あきらめず(令和2年7月1日号)

更新日:2020年10月01日

このコラムを書いている本⽇6月15⽇と明⽇16⽇で、はにぽんプラザ、各体育施設、公⺠館など、市内ほぼ全ての公共施設は利⽤再開となります。市内公⽴⼩中学校についても15⽇から通常授業が再開されます。
6月初旬には新たな感染事例の報告が2例あり、公共施設や学校再開については慎重に、とのご意⾒も一部市⺠の⽅からいただきましたが、感染拡⼤がこれ以上顕著にならなければ問題ないと判断しました。
こうして公共施設の再開に踏み切りましたが、皆さまには施設ごとに感染予防の観点からいくつかの制約や、利⽤についての約束事も守っていただかなければなりません。ご理解をよろしくお願いします。
また、今後とも新たな感染発⽣は起こりえると考えてください。⼤切なのは、再び感染の拡⼤が始まれば我々は経済活動をはじめ社会的活動を⾃粛し感染を抑える、そして感染がしっかりと抑えられれば今度は出来る範囲で活動を再開させ、予防しながら経済そして社会を回していく、ということだと思います。この繰り返しを続ける中、ワクチンが開発される、あるいは有効な治療⽅法が確⽴されれば、いよいよコロナ禍は終息ということになります。それまでは皆で⼯夫しながら賢く乗り切って⾏くしかありません。
例えば夏のマスク着⽤は、あまりにも暑い場所では熱中症のリスクが⾼くなります。ご⾃宅や、外でも⼈との距離を取れる場所なら外してください。なお、これまでマスクバンクにはたくさんのご寄付を頂きました。ご協⼒いただいた皆さまには⼼から感謝申し上げます。
また、7月は通常であれば本庄も児⽟も夏のお祭り季節です。今年は本庄祇園まつり、こだま夏まつりは中⽌となりましたが、各⾃治会それぞれのご判断で感染予防に⼯夫しながら神事等伝統⾏事を執り⾏い、それぞれ地域の安寧をお祈りすることは意義あることと思います。古来より夏のお祭りは悪疫退散を願うものが多く、近年イベント化された⽇本各地のお祭りも、一度原点に⽴ち返って本来の意義を⾒つめなおすきっかけになるかもしれません。
あせらず、あわてず、あきらめず、コロナウイルスと共存せざるを得ない時期を過ごしてま
いりましょう。

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