緊急事態宣言の解除以降の生活のありかた(令和2年6月1日号)

更新日:2020年10月01日

この原稿を書いているのは、国が東京都や埼玉県を除く39の県について、新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言を解除した5 月14 日です。この時点からは、広報が皆さまのお手元に届く6 月初旬、埼玉県において緊急事態宣言が解除されているか分かりませんが、ぜひより良い状況になっていることを祈っております。
 今回の新型コロナウイルス感染症では全国で多くの方がお亡くなりになりました。改めてご冥福と、療養中の方々の一日も早いご快復をお祈りいたします。
 緊急事態宣言が解かれれば、感染予防を徹底しながらも、市の各施設も開放となり、学校も再開され、街にも少しずつ賑わいが戻ってくると予想されます。特に飲食店はじめ、コロナ禍で最も打撃を受けた業種に、少しでも明るい兆しが見えればと願っているところです。一方で感染への不安から、自粛解除による社会の開放傾向に戸惑いと危機感を持たれる方もおられると思います。
 この感染症はワクチンや特効薬が開発され社会に出回るまでにはまだ時間がかかり、感染の終息までには長い期間が予想されます。油断をすればすぐにまた感染の第2 波、第3 波が押し寄せる可能性もあります。さりとて経済・社会活動をストップさせたままでは、社会全体が持ちません。
 私たちは長期戦を覚悟し、感染症予防と経済・社会活動の両立に努めねばなりません。
 国が「新しい生活様式」を打ち出しましたが、内容が多岐にわたり分かりづらいという声も聴きます。まず不特定多数の人とは接触せず、距離を十分に取りましょう。そして私なりに三点お気を付けいただきたいことを申しあげれば、1.感染は目、鼻、口から起こるので、外出時にはできる限りマスクをして顔を触らない 2.家に帰った時をはじめ、いつでもどこでも必ず手を洗う習慣を 3.外での会合や飲食は知っている人同士、できるだけ対面は避け短時間で、この三つを守りながら生活していただくことをお願いします。道は長いですが、みんなで難局を乗り切ってまいりましょう。

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