七高祭とは
本庄市高校生プロジェクト「七高祭(ななこうさい)」

高校生プロジェクト「七高祭」とは?
高校生プロジェクト「七高祭」とは、市内に通う高校生が、学校や学年の垣根を越えて集まり、市民や地元企業等と連携して、市の魅力発信等に取り組むプロジェクトです。
市内には公立・私立を合わせて5つの高校と1つの特別支援学校(高等部)があり、人口規模に対して高校の数が多いことが市の特徴であり強みでもあります。
市では、市内に通う高校生を大切な地域資源と考え、高校生が「七高祭」への参加を通じて、まちへの愛着を持ち、高校生と市民、事業者、行政とが連携して取り組むことにより、まちづくりに対する意識の向上と、地域の賑わい創出を目指しています。
「七高祭」では、ワークショップやフィールドワークを通じて、地域の特性を知り、考え、その取組の成果を、合同文化祭で発表します。
また、合同文化祭では、市内高等学校が一堂に会し、部活動のステージパフォーマンスやブース出展等も行います。
さらには、「七高祭」に参加した高校生が、自身で「マチノブカツ」を立ち上げ、まちの人と関わりながら、卒業後も地域の魅力発信等に繋がる活動を続けています。
6校だけど「七高祭」?
令和4年度までは、公立・私立・特別支援学校を含めて7つの高校が市内に所在していたため、こうした高校生との連携事業を「七高祭」と称していました。
令和5年度に、県立児玉高校と県立児玉白楊高校が統合の運びとなり、新生「児玉高校」が誕生しました。
これを受けて、市内に所在する高校は6校になりましたが、これまで7つの高校で様々な事業に取り組んできた経緯があること、そして高校生の意見を尊重し、引き続き「七高祭」という名称を使用しています。
「七高祭」公式インスタグラム
今までの「七高祭」
七高祭の始まり
「七高祭」は、平成20年に実施した「セブンハイスクールサミット2008」から始まりました。
学校や学年の垣根を越えて高校生が集まり、まちづくりに関するパネルディスカッションや、地元企業への商品開発のプレゼンテーションを行ったり、合同の文化祭を実施したりと、形を変えながらも、これまで継続してきました。
年度 | 実施内容 |
---|---|
平成20年~平成22年 |
セブンハイスクールサミット 環境やまちづくりなどをテーマに、パネルディスカッションやプレゼンテーションを実施した。 |
平成23年 | ハイスクールまちなか再生プロジェクト「駅からハイキング大作戦!!」 早稲田大学の留学生と一緒に、JR東日本主催のハイキング企画に参加しまちを巡りながら、異文化交流を行った。 |
平成24年 | 「本庄まつり大作戦!」 本庄まつりの会場で、各校のクラブ発表や、ワークショップのプレゼンテーションなどを実施した。 |
平成25年 | 地元企業に対して、地域の魅力を活かした新商品の提案を行った。 |
平成26年 | 地元の特産品など、高校生が厳選したおいしいものを紹介する「おいしさ発見マップ」を制作した。 |
平成27年~令和元年 | 合同文化祭「六高祭」「七高祭」 合同文化祭形式でクラブ発表や、本庄織物のファッションショー、高校生がプロデュースしたオリジナルドリンクやスイーツの提供などを、はにぽんプラザで開催した。なお、平成30年までは、市内6校が参加していたため「六高祭」という名称だった。 |
令和3年 | 市内7校から高校生が参加し、高校生の視点で本庄の日常を写真に切り取ったPR冊子「虹がかかるまち」を制作した。 |
令和4年 | 高校生が取材・執筆した広報紙の発行や、高校生が撮影・編集した市PR動画を制作した。また、インターネット上にて、製作したPR動画や部活動のパフォーマンス動画を公開し、仮想空間での合同文化祭を開催した。 |
令和5年 | 4年振りとなるリアルでの合同文化祭をはにぽんプラザで開催し、課題解決型プログラムの4つのテーマについて、高校生が取り組んだ 内容を発表した。産学官連携プログラムでは、高校生がオリジナル「まくら」を開発し、ふるさと納税返礼品に登録となった。 |
令和6年 |
高校生が地域の特性や魅力を知り、考える、4つの地域連携プログラムを実施し、初めての会場となるカミケンシルクドームで開催された合同文化祭にて取組の成果を発表した。 また、地元企業等と取り組む地域コラボ企画では、オリジナルパンの開発・販売やオリジナルつみっこ「ななっこ」の販売、本庄野菜で作るベジフラワーワークショップを実施した。 |
更新日:2025年10月01日