企画展「養蚕家が見た欧州-『明治二十二年三月十日欧行日記』より-」

更新日:2025年12月01日

広報ID : 20891
企画展「養蚕家が見た欧州-『明治二十二年三月十日欧行日記』より」ロゴ

 

パリ万国博覧会が開催された明治22(1889)年、日本では国内の蚕糸業が抱える諸問題への対応のため、イタリア・フランスの状況を視察するため、蚕糸業関係者を現地へ派遣することになりました。競進社社長の木村九蔵も視察員に選ばれ、農商務大臣井上馨の命により、イタリアとフランスへ蚕糸業の状況視察に向かいました。その成果は、木村九蔵の功績の一つである日本蚕種貯蔵会社の設立へと繋がっていきます。

本企画展では、木村九蔵が書き記した『明治二十二年三月十日欧行日記』を中心に木村九蔵のイタリア・フランス視察に関連する資料を展示し、木村九蔵の視察の様子と帰国後の活動について紹介いたします。

 

企画展「近代日本を紡いだ蚕業教育-木村九蔵と競進社-」イメージ画像

会期 令和7年12月6日(土曜日)~令和8年3月2日(月曜日)

会場 旧本庄商業銀行煉瓦倉庫1階展示スペース

開館時間 午前9時~午後7時

休館日 12月29日~1月3日

入館料 無料

この企画展に関連する埼玉県指定文化財「競進社模範蚕室」も現地で見学いただけます。ぜひ併せてご観覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局文化財保護課本庄早稲田の杜ミュージアム係
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(早稲田リサーチパークコミュニケーションセンター内)
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